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企業2024.11.14

【企業紹介】山梨県で110年以上の歴史を持つ老舗和菓子屋さん「株式会社澤田屋」

こんにちは。リージョナルキャリア山梨のコンサルタント、山梨県出身の風間です。

皆さんは山梨県のお土産といえば何を想像しますか?フルーツやほうとうなど、色々な名物がありますが、山梨で人気のある和菓子の一つに「くろ玉」があります。くろ玉は、黒糖羊羹で包まれたうぐいす餡の絶妙な味わいが特徴で、長年にわたり地元の人々や観光客に愛され続けています。

今回はその「くろ玉」でお馴染み、山梨で110年以上の歴史を誇る老舗和菓子屋さん「株式会社澤田屋」をご紹介いたします。

澤田屋① (1).JPG

株式会社澤田屋とは?

澤田屋は、1911年の創業以来、山梨の銘菓を牽引する和菓子屋として、地域に根ざした和菓子作りを続けています。1929年に誕生した「くろ玉」は、現在までその製法を変えず、手仕事で生み出される美味しさにこだわった澤田屋の代表商品です。

くろ玉には、食を通して人や社会の調和を目指す澤田屋の想いが込められています。くろ玉を作る人、購入する人、大切な誰かに贈る人、そして美味しく味わう人、それぞれの物語がこのお菓子を通じて少しずつ豊かになるのは、とても素敵なことですね。

【本社所在地】山梨県甲府市向町375

【本店住所】山梨県甲府市中央4-3-24

【設立年】1911年6月

【従業員数】28名(※2024年3月末時点)

【事業内容】和菓子・洋菓子の製造販売

【公式HP】https://sawataya.jp/

【沿革】
・明治44年...現在の澤田屋本店の場所に早川智義が小売部を開業
・大正6年...実兄塚原正義が小売部を継承
・昭和4年...「くろ玉」を考案、発売
・昭和9年...三階建ビルを建設し、レストランを併設
・昭和19年・・・企業整備令施行により閉鎖
・昭和20年7月・・・戦災により焼失
・昭和22年3月・・・営業再開
・昭和28年2月・・・株式会社に改組。三代目代表取締役 塚原敏夫就任
・昭和46年9月・・・本社を山梨県甲府市向町375(現在地)に移転
・平成17年3月・・・四代目代表取締役 北原克己就任
・平成18年5月・・・本社工場改装・増築
・平成28年6月・・・澤田屋本店改築
・平成28年6月・・・五代目代表取締役 黒澤晋太郎就任

くろ玉

伝統を受け継ぎ、そして新たな伝統を創る

澤田屋の主力商品である「くろ玉」は、1日1万個と生産数量を限定し、全て手作業で一つ一つ丁寧に製造されているのが特徴です。販売店舗は澤田屋本店、山梨県内の駅構内、県内の一部百貨店やスーパーなど、販路を絞って販売されていることから、地域に対する特別な想いが伝わってきます。

以下は、くろ玉の製造工程をご紹介する公式プロモーション動画です。ぜひご覧ください。

澤田屋では、伝統の美味しさを守りつつ、苺味や檸檬味など、旬のフレーバーが楽しめる季節限定商品も製造販売しています。また、ワイナリーやお味噌屋さん、スパイスカレー屋さんなど、異なるジャンルの地元企業とコラボし、これまでにない新しいお菓子の開発にも積極的に挑戦しています。

商品開発の際には、社長や工場長、広報担当者が実際にコラボ相手の企業や農場を訪問し、生産者の想いを聞いて商品に反映させているそうです。地域との調和を大切にしながら、新たな伝統の創造を目指している真摯な姿勢が感じられますね。澤田屋は、ただ利益だけを追い求めるのではなく、地域社会のより良い未来に向けた基盤作りに取り組む企業という印象を受けました。

澤田屋の求める人材について

代表取締役社長の黒澤晋太郎氏に、澤田屋の求める人材像についてインタビューしました。

お話の中で印象的だったのは、自分自身と向き合い、常に挑戦する姿勢を大切にしているということです。時には険しい道のりかもしれませんが、前向きな考え方を持ち続け、相手の気持ちに寄り添えるような「人間力」を重視されています。ビジネススキルや菓子業界の経験よりも、様々なバックグラウンドや視点に新たな可能性を見出していると感じました。

社長自身も前職は不動産営業で、経営の知識が全くないどころか、菓子業界も未経験だったそうです。良いご縁があって澤田屋に入社後、職人のもとで菓子製造の基本指導を受けることから始まり、一通りの部署を経験されています。新しい分野に挑戦する人の視点を理解されているので、その想いに共感できれば、未経験者でも生き生きと働きやすい環境と言えるでしょう。

インタビューでは、さらに社長就任後の苦悩や、今後どのような企業を創っていきたいかについて熱く語っていただきました。以下に、その全文を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

企業TOPインタビュー【山梨】株式会社プラントフォーム - U・Iターン転職ならリージョナルキャリア山梨
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株式会社澤田屋 代表取締役社長 黒澤晋太郎様に、事業ビジョンと期待する人材像についてお聞きしました。『 「まる」から生まれる笑顔と豊かさ。澤田屋が実践する恩送りの経営。』/リージョナルキャリア山梨は山梨へのU・Iターンに特化した転職支援サービスです。
https://rs-yamanashi.net/change/202408_sawataya.html
左:黒澤社長右:筆者 風間

※左:黒澤社長 右:筆者 風間

株式会社澤田屋の求人情報

澤田屋では、共に伝統を守りつつ、新たな伝統の創造を目指す人材として、「くろ玉」の製造職を募集しております。

くろ玉の製造がメインとなりますが、お正月やお彼岸、そして9月6日のくろ玉の日などの特別な日には本店でイベントもあります。イベントでは、くろ玉や当日限定の企画商品を実演販売し、顧客と直接関われる貴重な機会です。自分が日々作っている商品が顧客の手に渡る瞬間を見届けるのは、とても感慨深いことでしょう。

機械化や効率化が進む世の中で、手作りならではの温かみや、アナログの持つ価値こそが澤田屋らしいの魅力とも言えます。同社の掲げる理念やビジョンに共感いただける方、食を通じて地域に貢献したいという想いを持っている方はぜひご相談ください。

※募集状況によっては求人が表示されない場合がございます。あらかじめご了承ください。

株式会社澤田屋の求人情報

この記事を書いた人

コンサルタント 
風間 尚輝

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