2025.09.26
【企業紹介】健康と地域社会の関わりを大切にする「サンスター株式会社 山梨工場」
リージョナルキャリア山梨のコンサルタント、渡邉です。
皆さんはサンスター株式会社をご存じでしょうか。歯磨きの『G・U・M』『Ora2』を作っている会社といえば、思い当たる方も多いかもしれません。このサンスター、実は山梨の南アルプス市に工場があり、『G・U・M』『Ora2』の洗口液は全てこの山梨工場で生産されているんです。
今回、サンスター山梨工場を見学し、工場長にお話を伺うことができましたので、ここで一部ご紹介します。地域社会との関わりや目指している方向性など、同工場ならではの魅力を感じることのできる内容ですので、山梨県へのU・Iターン転職を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
(左から筆者 渡邉/同社山梨工場長 竹口様)
サンスター山梨工場を見学した印象
(写真はすべてリージョナルキャリア山梨撮影)
サンスター山梨工場は、2021年10月から稼働を始めた比較的新しい工場です。訪問してまず目を奪われたのは、緩やかに傾斜したデザインの外観です。山梨の象徴である広大な山々と、吹き下ろす風、流れる水をイメージして設計されており、周囲の風景と見事に調和していました。
中に入ると、ホワイトや淡いブルーを基調とした、清潔感のある落ち着いた空間が広がっていました。一方、従業員用の休憩室はアースカラーで温かみのある雰囲気が印象的。全体を通して、気持ちの切り替えがしやすい居心地の良さを感じました。
工場では、ボトル成型から充填包装まで、全ての製造工程がガラス窓から見えるようになっており、地元の小中学生が見学に来ることも多いそうです。驚いたのが、洗口液を入れる貯蔵タンクの大きさです。その中身を一人で使い切ろうとすると2000年もかかるそうですよ。
さらに意外だったのが、延床面積約7,000㎡という広大な工場にも関わらず、そこで働いているのが約30名という少人数だったこと。工場内は自動化が進められており、その人数で24時間稼働できる仕組みになっているんです。
入口には、小学生からのお礼の手紙などが貼られていて、工場長も「こういう声を聴けるとやっぱり励みになりますよね。」と嬉しそうにおっしゃっていました。工場には、今回ご紹介しきれなかった見どころもたくさんあり、ぜひ皆さんにもその魅力を実感していただきたいと思いました。
山梨工場と地域社会の関わりとは?
山梨工場は、さまざまな形で地域社会と積極的に関わっています。たとえば、甲府市で毎年4月に開催される伝統行事「信玄公祭り」には、工場敷地内にあるサンスター技研株式会社のメンバーが参加しているそうです。写真を拝見しましたが、武士の格好をした皆さんは活き活きして楽しそうでしたし、地域の方々と一緒になって盛り上げている姿がとても印象的でした。
また2023年には、山梨県と山梨県歯科医師会、そしてサンスター株式会社が連携して「山梨県民の口腔の健康づくりに関する連携協定」を結んでいます。人生100年時代におけるお口の健康を基点とした全身の健康と豊かな人生の実現を目指し、歯磨きなど日常の口腔ケアや、災害時の歯と口の健康維持の重要性啓発などを行っているそうです。
地域社会との関わりを大切にするサンスター山梨工場。その真摯な姿勢には、洗口液の製造を通じて人々の健康を支える姿が重なります。
サンスター山梨工場の求人情報
いかがでしたか。この記事を読んで、サンスターの生産拠点が山梨にあることを初めて知った方も多いのではないかと思います。今回のインタビューでは、サンスター株式会社が大切にしていることや、工場長の熱い想いなどもいろいろと語っていただきました。詳しいインタビューの内容は、ぜひこちらからご覧ください。
サンスター山梨工場は、地域社会との関わりを大切に思い、地元の方の採用を強化していきたいと考えています。同工場では以下のポジションで採用を行っています。
※「2025年9月26日」時点の求人情報となります。閲覧されるタイミングによっては掲載が終了している場合もございますので、あらかじめご了承ください。
弊社「リージョナルキャリア山梨」は、サンスター山梨工場と連携し、最新の採用情報をご案内いたします。同工場に興味のある方や、山梨県へのU・Iターン転職を検討されている方、ぜひ現地でその魅力を実感し、求人に応募してみてはいかがでしょうか。